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金沢和傘

金沢和傘は、しなやかな竹と丈夫な和紙と美しい色糸を材料に作られています。
内骨の中心部に張られた補強のための糸は彩りも鮮やかで、金沢の風情を感じららえ、金沢の和傘は雪の重みにもしっかりと耐えられるような骨太で丈夫なつくりになっています。
傘の途中で止まるようになっているのも、身体をすっぽりと包み込めるようにとの配慮から。
しかし、しっかりとしたつくりとは裏腹に、傘本体もさることながら、内側の糸掛け 部分の色とりどりの美しさには目を奪われます。
少し小ぶりの日傘も涼しげで、一本はもっていたい逸品です。
365日のうち200日は雨か雪といわれる金沢で、独自の発展を遂げたのが「金沢和傘」彩り鮮やかな堅牢優美な技を守りたい─ いちずな思いが、途絶えかけた伝統を支えています。
金沢和傘の特徴はなんといっても、金沢和傘の紙は紙漉き職人に特注で、厚い紙を漉いてもらい張ります。
また、
天井張りは、4重張りと他地域にくらべ重厚になります。雨、雪、あられ(氷のかたまり)にも耐えうるべく作られた北陸の傘なのです。
この金沢和傘は、30以上もの工程から作られます。
本来、「下具師、紙師、張師、仕上げ師、販売所」という分業によって成り立っていましたが、昭和30年代以降職人が激減し、現在最後の職人となってしまった北陸では一人の職人が、材料の仕入れ、デザイン、制作、仕上げそして販売とすべてを一環して行わなければならない状況となりました。
また、職人にとって弟子をとること、分業制を復活させることは現実的な問題から難しいのです。
ですが、1本1本が手作業の切り張り細工のため、同じ模様を扱ったとしても微妙にニュアンスが異なり世界に1本の傘になります。
素材については、千鳥掛けは色糸を使い艶やかに仕上げ、装飾性もありながらも傘の補強の役目があります。
通常は木綿糸ですが、特注では絹糸を使用いたします。
持ち手は本皮日傘以外の持ち手は本皮です。
和傘は骨が生きていれば紙を張り替えて修理可能で何世代と受けつくことも可能です。
(ただし、はがす手間代などはがしてからの修理代がかかることもあり、新しい傘以上のお値段になることもあります。)和傘が破損した場合はもちろん、家に眠っている傘がありましたら捨てずに、張替えしてみてください。
| 社名 | 金沢・クラフト広坂 |
|---|---|
| 所在地 | 〒920-0962 金沢市広坂1-2-25 金沢能楽美術館内 |
| お問い合わせ先 | TEL 076-265-3320 |
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