日中のITビジネスは、ソフトコンテンツが狙い目だ!
日中ITビジネスの提携及び発展について述べる前にまずは、中国のIT事業についておさえておきたい。
孫正義氏の存在
WTU加盟後に、中国でITブームが起きた。中国のIT事業、日中のITビジネスを語る上で中国ヤフーの存在は欠かせない。
孫正義氏は、台湾出身で、米ヤフーのジェリー・ヤン元共同創業者に協力し、中国ヤフーの設立に貢献した。中国ヤフーの設立が最初の日中ITビジネスの提携であったと言っても過言ではない。これをきっかけに、アリババ、泡宝ネット、百度の日本進出なども行われた。
中国ネットは成熟したが、まだまだ伸びる
中国の国民は、13億人で、そのうち7000万人が富裕層と言われている。ネット加入者は、は4.5 億人を突破し、インターネット普及率は33.9%。世界平均である30%を超えたと発表された(国務院新聞弁公室主任の王晨氏)。
携帯電話は、3億5千万台が流通しており、中国人の著名人は、ほとんどの人がブログを持って、情報発信を行なっている。2011年12月には、中国動画サイト最大手のYouku(優酷網)が、ニューヨーク証券取引所に上場するなど海外への進出もめざましい。
TVショッピングも人気だが、価格競争が激しいネット通販で買うことが当たり前になっている。ネット通販の普及で、中国の電脳街は、平日はおろか、休日も客足が減っており、各店舗は、その対応に苦心している。
中国版ツィッターは、政府の脅威
残念ながら日本の家電は、中国で全敗しており、携帯電話も一時撤退している状況だ。中国のIT事業は、成熟期を迎えたものの、今後も利用者の増加は見込まれている。
中国IT企業の日本へのサービスの進出、日本のIT企業の中国へのサービスの進出など多くのビジネスチャンスが生まれる事が予想される。
最近、日本でもアカウント取得可能になった、中国版ツィッター「新浪微博(シンラン ウェイボ」(http://www.weibo.com/)では、利用者が急増し、政府は、主要都市で、身分証明や携帯電話の番号申告を義務付けている。
2012年1月に行われた台湾総大統領選挙では、馬英九氏が、国版ツィッター「新浪微博(シンラン ウェイボ」を活用して、若者に支持を呼びかけるなど、その利用方法は、すでに日本を超えている。
新浪微博(シンラン ウェイボ)は、ツィッターのオリジナル機能に加えて、ボイスメールや動画のアップロード等、滞在時間が長く、長時間使う仕組みになっている。これも中国の人情を理解した戦略と考えられるが、このような中国で受け入れられている機能をサービスとして提供する事も一つのアイデアだ。
ジャスコとユニクロの成功からITの未来を考える
2010年12月24日イオングルールは、山東省にジャスコと専門店で構成するモール型ショッピングセンターを開設した。ジャスコの成功の秘訣は以下が言われている。
1. 人情
2. 世情
3. 国情
4. 売り場
5. 広場
6. 遊び場
その土地の顧客のニーズを徹底して調査し、顧客が求めているサービスを提供する事が徹底できたのが成功の秘訣だ。特に今では、ジャスコに行くことが、オシャレでかっこいい事というブランドイメージがついており、富裕層の顧客をしっかりと確保できている。
ユニクロは、日本の横並びのデザインではなく、サラリーマンや女性の独身でお金を持っている層に向けて、個性を活かすような提案を行なっている。なぜその商品を買うのか?中国の人情を考えた上での提案を行なっている。
では、ITのサービスではどうだろうか?
残念ながら家電は、ほぼ全滅で、携帯電話メーカーは、一時撤退をしている状況だ。しかし下記で示すように多くのIT企業がすでに支店を構え動いている。
![]()
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000026&__m=1
その多くが、人件費の観点から、日本向けのシステムやソフトウェア開発が中心だ。しかし、今後は、中国の人件費高騰から、中国向けのビジネスに向けて転換していくだろう。
人口が増え、パソコンの利用者の増加に伴いウィルスの増発やセキュリティ問題が増えてくる。日本国内で安定度が高いセキュリティシステムを中国企業に提供する事で、高付加価値、安全安心のサービスが提供できるだろう。政府の検閲など、中国特有のシステム問題もあると考えられるが、その部分のローカライズは、中国国内で十分対応が可能だ。
ソフト産業が日中のIT事業を推進し、国際交流につながる
ハードの進出がうまくいっていないが、ソフト産業の日中協業は、今後発展が期待できる。日本のアニメやサブカルチャーが中国で受け入れられている事に加えて、中国のネットゲームの市場も活性化している。
ソフトの展開の際に模倣品やコピーの問題が発生する。現段階では、裁判とDRM(デジタルコンテンツ著作権保護システム)等を活用してある程度守っていくしか無い。商標権の悪事利用は、時代が追いついてきていないからだ。すでに経済産業省が2009年から動き出しているように、今後は、政府間で、日中で共同して、知的財産を守る機構が立ち上がっていくだろう。
日中がIT事業で協業して、ソフトコンテンツの知的財産を守るシステムを開発するのも良い手だろう。模倣品やコピーのリスクがあったとしても、中国市場のメリットは大きい。単純計算で、リターンの大きさが日本の13倍あるからだ。
ITを活用してシームレスなゲーム、アニメ、音楽、映像提供ができれば、日中のIT企業のコラボーレションが活性化するだけでなく、お互いの文化を良く知るきっかけにもなる。
日本と中国は、共にアジアを牽引する国だ。
国、経済、文化、歴史、科学技術、人において互恵関係を構築していく必要がある。時間と場所を超えて、文化を通じて、お互いの国を知るには、ITを活用する事が最も効果的だ。知的財産権プラットフォームを構築しながら、中国と日本をつなげるソフトウェア産業を通じて、今後の相互の国が発展する事を願う。
以上
関連リンク
http://chinese-homepage.com/
http://it.impressbm.co.jp/taxonomy/term/1191
http://it.impressbm.co.jp/e/2011/03/16/3487
http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A9C93819499E0E7E2E1868DE0E7E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E7E3E2E0E2E3E2E3E5EBE0
http://www.nikkei.com/tech/business/page/p=9694E0E7E3E2E0E2E3E2E3E5EBE0
http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A9C93819499E0E7E2E1878DE0E7E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E7E3E2E0E2E3E2E3E5EBE0
http://ascii.jp/elem/000/000/124/124053/
http://blogmag.ascii.jp/china/
http://blog.livedoor.jp/chinaplusone/archives/51953066.html
まちづくりの成功事例| Chinaまちづくり| |地域活性化の事例|まちづくり| supported by WEB制作, 販促
まちづくり、海外進出、地域活性化のヒント
日中のIT事業は、ソフトコンテンツが狙い目だ!
まちづくり、地域情報の写真
*外部サイトに飛びます。戻るときはBACKボタンで戻ります。コメント()
RECENT ENTRY
|
飲食店、顧客ユーザー、自社が、WIN ・・・ |
|
|
early-morning sake b・・・ |
|
|
Chinternet / QiFei 日・・・ |
|
|
伝統守り、新たなイノベーションを生み出・・・ |
|
|
Sake / HyperLemon こん・・・ |
CATEGORY
- コンパクトシティ
- 地域ブランド
- 地域コミュニティ
- 秋田県のまちづくり
- 青森県のまちづくり
- まちづくり基本
- コラム
- まちづくり応用
- 兵庫県のまちづくり
- 徳島県のまちづくり
- 農業
- ドイツのまちづくり
- Spainまちづくり
- Singaporeのまちづくり
- Koreaのまちづくり
- Bangladeshまちづくり
- Chinaまちづくり
- 宮城県のまちづくり
- 大阪府のまちづくり
- 島根県のまちづくり
- 北海道のまちづくり
- 三宅島のまちづくり
- 佐賀県のまちづくり
- 日本の農業を考える
- swissまちづくり
- 公共事業
- 新潟県のまちづくり
- 奈良県のまちづくり
- 久保田利恵子
- 岐阜県のまちづくり
- 瀬戸内国際芸術祭
- 香川県のまちづくり
- 香川県高松市のまちづくり
- 和歌山県のまちづくり
- ライネフェルデのまちづくり
- 食育
- 香港のまちづくり
- 熊本市のまちづくり
- 岡山県のまちづくり
- 海外進出
- TOP
- 千葉のまちづくり
日本の良さを世界へ
観光誘致・産業振興・インバウンド専門のホームページ制作も行なっております。
お問い合せフォームからご連絡くださいませ。
上海法人パートナーと提携し、日本酒の海外展開を支援しております。中国人に愛される日本酒を作る方法を連載中。
メルマガ登録
英語で海外に向けて情報発信中
ツィッター
まちづくりキーワード
齋藤潤一のBLOG
久保田利恵子のBLOG
伝統工芸品
















感想やまちづくりの情報をコメントする