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新潟のおいしさをふんだんに伝えるネスパスの情報発信とは。

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新潟、新潟県、ネスパス、表参道、アンテナショップ

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-新潟館ネスパス桑原館長インタビュー-

新潟県といえば「食」だ。日本一のコシヒカリをはじめとして、酒、笹だんご、へぎそば、栃尾の油あげ、と新潟発のおいしいものを挙げればきりがない。
味覚の宝庫をそのまま店にしたのが表参道ヒルズ裏手にある新潟館ネスパスだ。
ネスパスではどのようにお客さまに新潟の情報を伝え、お客様をお店に呼び込んでいるのか。
ネスパス館長を務める桑原勝史館長に、お話をうかがった。


新潟館ネスパスに生まれ変わった

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今ネスパスがある場所でもともと新潟県は文化的な情報を発信する施設を運営していた。立地のよさから場所の利用に工夫を・・と、新潟県のアンテナショップとして生まれ変わることとなる。

文化情報館だった当時、20万人をなんとか超える程度の来訪者数だったが、平成18年に新潟館ネスパスとしてリニューアルオープンして以来、ネスパスを訪れる来訪者数は右肩上がりを続け、平成21年には、年間110万人近い人たちがネスパスに訪れている。

これだけ多くの人が利用するようになった背景には、お店を愛してもらうために仕掛ける数々の情報発信の仕組みがあることを見逃してはいけない。

伝える新潟のおいしさ

まずネスパスでは、物販を行うコーナーの奥にイベントスペースを設けている。ここは、新潟県内の食を紹介するスペースとして使われており、テーマを変えて年間約54回程度のイベントが主催されている。

年間54回といえば、毎週なんらかの新しいイベントが開催されていることになり、通常物販コーナーで販売されている商品に加えて、普段は店頭に並んでいない食べ物ブースや、生産者が直接販売するブース、実演販売するブースなどが設けられ、利用する人たちの興味を惹いている。

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このイベントスペースの良いところは、手ごろな広さで見て回る事が出来、お店で買ったものがその場で食べられるようなイートインスペースが設けられていることだ。表参道という立地上、近所で働く人たちのお昼のお弁当調達先としても重宝されているようで、店内にはお弁当が温められるように電子レンジも用意されている。

筆者が訪れた時には外国人観光客が実演販売されている、笹ずし、のっぺ汁などを興味深げに覗き込み、写真を撮りながら、ほおばる光景も見られた。観光客を多く集める表参道なだけに、外国人観光客も、屋外で立ち上る湯気や、店内からぞくぞくと食べ物を携えて出てくる客を見て、好奇心を持つのだろう。

ネスパスの情報発信力はイベント開催に留まらない。2ヶ月に1回発行されている、「ネスパスニュース」やネスパスのウェブサイト、ブログ、メールマガジンなどを活用して、館内のイベント、産地からの情報、お得な情報などを発信している。

ネスパスニュースについては、ネスパス館内他、新潟関連の飲食店、また購読者に配布されているが、現在では2万部程の部数を配布しているそうだ。季節毎におすすめの食材が紹介されていたり、生産者の方からのメッセージがあり、抽選で当たるプレゼント情報があり、と、お店に行ってみようか、と思わせる情報が満載だ。

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メールマガジンは毎月1回(PC版。モバイル版は毎月2回)発行されており、購読者を対象に毎月自動的に抽選して新潟のおいしいものが当たるシステムになっている。こちらの購読者数も5000人を超えている。メールマガジンはホームページから登録ができるようになっている。

情報発信といえば、ネスパスウェブサイトの存在を忘れることはできない。このサイトは訪れる度に新しい情報が掲載されているし、構成もシンプル。魅力的な写真を使って、各イベントや情報ページがサイト訪問者を惹きつけている。

これら情報発信のために毎年度、広報予算を用意して定期的に情報発信を行っているというお話だったが、店頭で、ウェブ上で、時にはダイレクトメールの利用、など様々なお客様との接点を作り出すよう工夫されている。
こうした広報ツールの作成は比較的どこのアンテナショップでも行われているが、ネスパスの特筆すべきところは、情報発信の手段となるツールの多様性、そして比較的頻繁な更新を継続しているというところだ。

新潟の良さに気がついたのは新潟を出てからだった

発信する情報が多い、ということは、発信すべき新潟の良さを良く知っているということですね、と筆者の語りかけに対し、「新潟の良さを知ったのは新潟県を出てからですね」と桑原館長は笑った。桑原館長はもともと新潟県出身、東京の大学を卒業して新潟県庁の職員になられた。 
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県庁職員としては珍しく、本庁勤務よりも、東京の企業に出向したり、JETROバンコク事務所に駐在したりと、県外での仕事に従事することが多かったそうだ。

県外の人たちと仕事上交流することが多く、そうした中で、気がついていなかった地元、新潟県の良さに気がつき始めたそうだ。特に、新潟県の食に対する評価の高さを感じてきた桑原館長は、県外県内の部署で勤務した後、新潟の食の発信基地、ネスパスの館長に2010年4月に就任する。

着任して1年弱、今後は、食品の販売だけにとどまらず、「都会のお客様に新潟に実際に来てもらう」ことを目標に、観光PRや県内でのイベント告知などにも力を入れていきたい、と語る。
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ネスパスには観光センターも設置されており、新潟さまざまな魅力に触れられるようなツアー商品の販売なども今後積極的に行っていくという。

県外、国外の仕事に多く関わる中で、新潟の良さ、強み、弱みも客観的に見つめる機会が多かった桑原館長。館長をはじめ館一丸となって、表参道という場でどのように表参道を伝えていくべきか、を客観的に見極めることで、ふさわしい情報をふさわしいチャネルを通して発信し、更に新潟県ファンを増やしていくにちがいない。




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